ワイン会ブログ

毎月/第二土曜日に行われる「イッセー」さんのワイン会が昨日開かれました。出席は２７名。どなたでも参加できます。昨日も東京から一泊泊まりで来た方、富士吉田からも一泊泊まりで。ワイン醸造会社に勤める方々など多士済々、でも当日は自己紹介もなく偶然座ったお隣と和気あいあいワインズ新富屋オーナーの選んだワインの紹介に耳を傾ける。家では一度にこのように七種類のワインなど飲めない。
①クレマンド・ダルザス･ブリット･エクストラ。値段は最後に明かされるが\3000スパークリングで飲み心地すっきり、ドンドン進む。
②アバッツィア･ノヴァチェラ･ケルナー2013。6000本しか醸造されていない貴重品。2001年に植えたブドウがやっと実り始めたためたくさん醸造できないので貴重品。\3500。
③クロアット･フリウラーノ･オベリスコ2013。クロアット家が所有する畑を有名なミアーニが植樹、栽培、醸造全てを自らの手で行い、クロアット家の名前を冠し、フリウラーノ100％で、オベリスコのぶどう畑でとれたワインという意味。赤\3800。
④シャトー･ラ･ゴンダミン･ベルトラン”メルロ”200年以上の伝統を持つシャトーで70㌶の畑を所有。自然派の作り手。メルロ種100％で赤\1500。
⑤⑥⑦は赤。３本とも濃く感じるワイン、熟成した感じの中でも⑦はそれが爆発したようなワイン。
⑤ピノ･ノワール･コレクション･リザーブ･ギニョウブル･ギヨーム1999年。世界の超一流の苗木家が造る衝撃のワイン\5000。このワインは今はどこにも売っていないお宝ワイン。5000円は10年前も同じ値段。なぜか？畑がワイン産地から離れているため高くできないのでこのまま据え置いていた。1０年経って飲んでびっくりするほどうまい！！！もう本数も限られているので早い者順で終わり。ただし、当日も澱が多かったので、少なくても数日前から瓶を立ててデキャンタして澱を残すこと。澱は料理などで利用するとよい。
⑥ロッソ･ピチェーノ･スペリオーレ･ロッジオ･デル･フィラーレ2007。赤\3800。『神の雫』にも登場。
⑦サン･ヴセンテ2009。スペイン赤\6600。フレンチオーク醸成によるボルドーに近いスタイル。伝統的なリオハの中国茶やなめし革、土の香り、厚味があり、滑らかな味。スペインワインガイド誌『ギア･プロエンサ』９９点。『ギア･ぺニン』95点。『W･Aｄ』92点。
　ワインは将来性のあるお手ごろワインをセレクトしているが、今はこの値段で飲めるが近い将来必ず値上がりすること必至。その前に飲んで味を覚え、業界誌などで高得点の⑦のワインなどは目を付け、味をしっかり覚えておこう。
　料理はワインに合うものを毎回「イッセー」さんが旬を取り入れ、特に地物を選んでおいしく提供してくださる。今回は真鯛の大一匹蒸し煮で白ワインによく合う新鮮なおいしさ。モロコシは家で取れたもの。お肉はとろんとした重厚な食べやすさで赤ワインにぴったり。一気に多種類を飲むのでいよいよ酔いも回り心地よくおしゃべりも弾む。他にももちろんフランスパン、スズキと鮭のカルパッチョ、チーズアラカルト、スパゲッティ、など。次回も何が出るかお楽しみ。会費\7000のお得感は最高。
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